ドローンミュージックはやさしい〜Grouperの場合〜
こんばんは、「お元気ですよね!?」
気づいたら、いつも持ち歩いてるリュックに
去年の手帳がまだ、入ってました。
しっかりしろ、オラっ!
もう2020年っ!!
さて、わたしをドローンな世界に誘ったGrouperですが、
(↑ぼんやりした写真ですいません)
あの、やわらかな、霧がかかったような、朦朧としたような音は
どのように、つくられているのでしょうか?
〜 目次〜
使ってる機材は?
以前、わたしが目撃したライブでGrouperの
使っていた機材としては、こんな感じ。
・ギター(エレキギター)
・小さいカセットテーププレイヤー
・マイク
・ミキサー
そして、静かに、ゆっくり、消え入りそうな
歌声。
ところで、、
エフェクターって?
エフェクターって、音に変化をつけるもの、
色付けをするものです。
海外ではpedal、ペダルといったりしますね。
「ぽーん」って音を
「ボオーン」とか、「ゴォーーー」とか
「ぽよ〜ん〜」とか、「ピョロロン」とか
「ぽ〜〜ん〜〜〜」とか、「ぽーん ぽーん ぽーん」とか
に、しちゃう、魔法の小箱です。
ギター、ベースの足元に並んでいる、
色々な形、いろんな色をしたアレです。
ディレイって?
エフェクターの一種で、
「ぽーん」を
「ぽーん、ぽーん、ぽーん・・・
そう、やまびこ、です。
音の反響を付け加えることができます。
Boss DD-5 Digital Delay | Reverb Demo Video
リバーブってなに?
リバーブ、リヴァーブ、reverbも
エフェクターの一種です。
音に響きの効果をつけることができます。
コンサートホールで響いているような、
教会で響いているような、
洞窟で響いているような、
部屋で響いているような、
宇宙で響いたらこんな感じ、、
そんな音にすることができます。
リバーブを使えば、
やわらかい、輪郭のはっきりしない、
遠くから聞こえてくるような音を
つくることができます。
Boss RV-5 Digital Reverb | Reverb Demo Video
ルーパーってなんだ?
ルーパーとは、
音、あるいはフレーズを、ループさせる
繰り返し再生してくれる、頼もしい助っ人です。
あるフレーズを伴奏に、別なフレーズを弾きたい、、
しかも1人で、、
そんな夢を叶えてくれる、これまた魔法ような機材です。
簡単に言うと、
音を録音して、再生させているだけです。
足で操作できるエフェクターでは、
録音をスタートさせるタイミングで、
録音開始スイッチを足で踏み
録音をストップさせるタイミングで
ストップスイッチを踏みます、
と同時に、再生が始まります。
で、
このタイミングが肝心なんです。
ループさせたい、繰り返したい
音、フレーズのあたまピッタリで、録音スイッチを踏む。
そして、おしりピッタリで録音ストップのスイッチを踏む。
タイミングが合わないとキレイなループにならないんです。
フレーズとフレーズのあいだに、へんな間ができたり、
逆にあいだが短くて、一瞬かけ足になったりして、、
こうやって、音を幾重にも重ねて、
音のミルフィーユ状態ができる機材が
ルーパーです。まあ、loopにerで、ルーパーですね。
RC-20XL Loop Station [BOSS Sound Check]
おそらくGrouperが使っていたのは
これらの機材だったと思うので、
動画を貼っておきました。
いまは、これらの機材は後継機がいくつか出ていますね。
現在、新品で購入可能の機種のリンクを貼っておきます。
(↓おそらく1番お安い、サウンドハウスというお店のリンクです)
ちなみに、
去年あたりのことのように書いていますが
Grouperのライブを目撃したのは
数年前になりますので、
今、現在は、機材的にも違うスタイルになっていると思います。
ありがとうございました。